カーシェアリングがお得!?車は持つより借りる時代
- 2018/2/1
- 借りる
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近年、車を持たない若者が増加していますが、その理由は給料が上がらないだけではなく、「カーシェアリング」の普及によって車を有効的に活用できる環境が構築されていることもあります。
また、金銭面でも車を持つより借りた方がお得になっており、特に、車に乗るのが週末くらいという人であれば、カーシェアリングに換えた方がお金の大幅な節約につながります。
カーシェアリングとレンタカーはどこが違うの?
同じようなものにレンタカーがありますが、カーシェアリングとレンタカーの主な違いとして、レンタカーは店舗で申込の受け付けから車の貸出・返却を行っているのに対し、カーシェアリングは店舗を持たずにインターネットで利用の予約を受け付けており、車は町のコインパーキングに置いています。
従って、車に乗る時は会員用ICカードを使ってドアのロックを解除します。
また、レンタカーの場合はガソリンを満タンにして返さなければなりませんが、カーシェアリングはガソリンを満タンにすることが不要です。
カーシェアリングの魅力は料金設定にもあります。
一般的に利用時間は15分毎(200円程度)に設定でき、早く返却すると利用時間分だけ課金されるため、無駄な出費がありません。
時間を細かく設定できることから、「午前中にデパートに買い物に行く」、「夕方、家族でファミレスに食事に行く」というような場合でも気軽に利用できます。
なお、ガソリンが少なくなったら、指定ガソリンスタンド用のカードが車に入っているので、それを使って給油することができます。
ガソリン代は利用料金に含まれているため、使用後の請求はありません。
カーシェアリングの費用は少額の月額基本料金(1,000円程度)と利用時のレンタル料金の組み合わせになっています。
週に一度、3時間の利用であれば、月に1万円程度(200円×12(180分)×4週)しか掛かりません。車を所有していると、1万円は1ケ月の駐車代で消えてしまいますので、電車通勤などで平日ほとんど車に乗らない人などはカーシェアリングにした方がお金を有効活用できるのです。
マイカーに掛かる費用
車を所有している場合は以下の費用などが掛かります。
軽自動車なら100万円、ファミリーカーなら200万円はしますが、さらに税金が加わります。
仮に、同じ車に7~8年乗るとすると、月換算で2~3万円負担する計算になります。
人によって違うでしょうが、週1回乗る場合は0.5~1万円が掛かります。
2年に一度の車検に出すだけではなく、タイヤやバッテリー、エンジンオイルは必ず交換することになります。また、故障して修理をすれば、その代金も費用に含めなければなりません。平均すると、月1~3万円は見る必要があります。
車種にもよりますが、月0.5~1万円は掛かります。
上記の費用に駐車代も加えると車の購入費用・維持費で月に8~9万円が必要になり、年間100万円以上になることも珍しくありません。
カーシェアリングの方がマイカーよりも年間維持費が安い!
カーシェアリングの維持費は毎月1万円の費用だけです。仮に、旅行・ドライブに利用したとすると、24時間パックの定額料金が8,000円、それと距離料金が1km当たり15円なので、往復で300㎞移動した場合は1日1万2,500円です。
24時間パックを年間で10回使ったとしても12万5,000円にしかなりません。
従って、カーシェアリングの年間費用は25万円程度に過ぎず、車を保有した時の年間維持費より75万円も少なくなります。
いざという時に自由に使え、何の制約も無いマイカーの利便性はお金には換えられない価値がありますが、駐車場に置いたままの状態が長いのであれば、再検討の余地は十分にあると言えるでしょう。
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