Reader’s Card(リーダーズカード)が復活!メリットは減ってしまった?

信販会社のジャックスから発行されているクレジットカードに「Reader’s Card(リーダーズカード)」というカードがあります。

そして、同じジャックスのクレジットカードに「漢方スタイルクラブカード」と「エクストリームカード」がありましたが、漢方スタイルクラブカードは2017年4月、エクストリームカードは2017年5月に新規受付が終了し、エクストリームカードは2017年10月から、漢方スタイルクラブカードは2018年3月からリーダーズカードに切り替わります。

実は、リーダーズカードも同年の4月に新規受付が停止されていましたが、スペックが改定されて9月から新たに申込を受け付けるようになりました。

また、リーダーズカードにはエクストリームカードと漢方スタイルクラブカードの一部機能が取り入れられています。

リーダーズカードの基本スペックは?


年会費は年間30万円以上の利用で(家族カードの利用料込み)、次年度無料。
海外旅行傷害保険はカードを所有しているだけで保険が付帯される「自動付帯」。
携行品損害は3,000円が免責。
国内旅行傷害保険は交通費などの旅行費用をカードで支払うことが条件の「利用付帯」。

リーダーズカードの年会費は2,500円と少し高めですが、年間30万円以上利用すれば次年度の年会費が無料となります。

その為、月に25,000円以上クレジットカードを利用する方なら、毎年2,500円を払う必要がありません。

年間30万円は高額に思えますが、1ヶ月にすると25,000円なので、電気代やガス代、携帯電話料金などの公共料金を支払えば、それほど利用するのが難しくない金額といえるでしょう。

以前のカードでは50万円の利用でやっと年会費が無料になっことを考えれば、少しハードルが下がったといえます。

加えて、緊急医療アシスタンスサービスで海外旅行中のトラブルに遭った時は、24時間365日いつでも通話料無料で日本語の電話サポートが受けられ事なども考えると、年会費に関してはそこまでデメリットではないでしょう。

また、ジャックスのWeb会員サービス「インターコムクラブ会員」に登録すると、「J’sコンシェル」というサービスも利用でき、様々な加盟店で利用料金の割引などのサービスを受けることも出来ます。

そして、クレジットカードのポイント還元率は0.5%か1.0%が一般的なのですが、リーダーズカードは約1.257%(Jデポへの交換レートを含む)です。

その為、一般的なカードと比較して、リーダーズカードのポイント還元率は高く、メリットがあるといえるでしょう。

ただし、以前の還元率は1.32%だったので、他のクレジットカードよりは還元率が高いものの改悪といわざるを得ません。

ちなみに、ポイントはJデポを利用することでキャッシュバックと同じ扱いになります。

Jデポで貯まったポイントをキャッシュバックに充てるなら、他の電子マネーやポイントに交換して再利用するという手間が掛かりません。

Jデポでのキャッシュバックとは?

リーダーズカードを使って貯めたポイントはJデポに交換し、カード利用額の請求額から差し引くことができます。

クレジットカードの請求が確定した月にJデポを所有していることで、自動的にJデポが適用されます。

Jデポとの交換は会員サイトにログインして画面上の「ポイントを確認する」を選択し、ポイント商品引換からJデポを指定します。

一度Jデポに交換すると、Jデポの残高が残っている限り、毎月の利用請求額が減額されます。

仮に、請求金額が30,000円だった場合、3,500円分のJデポを使うと、口座から引き落とされる支払い金額は26,500円に減らすことが可能です。

Jデポの交換レートは3,500ポイントが4,000円分になります。

以前は3,500ポイントが3,500円分だったことから、Jデポの交換レートは改善されています。

ポイント交換先は?

ちなみに、新たなポイント交換先として、ANAマイル(旧漢方スタイルクラブカードから引き継ぎ)とGポイント(旧エクストリームカードから引き継ぎ)が増えました。

その代り、Amazon限定デポジットは廃止されたので、今後は利用できません。

  • Gポイント 3,500ポイント→4,000
  • ANAマイル3,500ポイント→2,400

GポイントはJデポと同じ交換レートですが、ANAマイルはそれよりも低いレートになっています。

JACCSモールでのカード利用でポイントアップ

リーダーズカードの会員サイト(ジャックスインターコムクラブ)にはJネット通販サイトのJACCSモールがあります。

そのJACCSモールでリーダーズカードで買い物をすると、0.5%~1.5%分のポイントが追加される為、よりポイントを多く貯めることが可能です。

JACCSモールには大手のAmazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングなどが参加しており、例えばAmazonや楽天での商品購入では0.5%が付与されます。

すると、リーダーズカードのポイント還元率は1.257%+0.5%で合計1.757%に増加しますから、JACCSモールを経由して他のECサイト商品を購入するとお得といえるでしょう。

また、楽天市場では楽天スーパーポイント、LOHACOとYahoo!ショッピングではTポイント、ポンパレモールではリクルートポイント(Pontaポイント)が貯まり、ポイントの三重取りが可能です。

電子マネーのチャージでもポイントが貯まる

リーダーズカードポイントはカードでの買い物などの他に電子マネーへのチャージでもポイントが付与されます。

ちなみに、nanacoのチャージでもポイントが付くようになりました。

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WAONとPASMOはリーダーズカードからのチャージが出来ないので、その点は注意が必要です。

リーダーズカードはポイント還元率(1.257%)の高さが特徴ですし、デポによる請求額の減額が魅力のカードです。

また、海外旅行、国内旅行ともに傷害保険が付帯される他、海外旅行中でのサポートも充実しています。

加えて、Apple Payにも対応しており、リーダーズカードをApple Payに登録するとQUICPayとして割り当てられる為、全国のQUICPay加盟店で買い物が可能です。

Apple Payでの利用時もポイントは貯めることが出来ます。

あっきー

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