NTTグループカードの特徴は2つの特典コース

NTTと言うと「docomo」を思い浮かべますが、docomo以外のNTT利用者にもメリットのあるカードがあり、それが年会費1,200円の「NTTグループカード」です。

このカードの特徴は、特典を得るコースが「おまとめキャッシュバックコース」と「ポイントプレゼントコース」の2つから選択するようになっていることです。

おまとめキャッシュバックコース

NTTグループ関係のサービス(NTT、docomo、NTTコミュニケーションズ、NTTME、OCN、NTTぷらら、@nifty、BIGLOBE)を利用している人にとってお得なコースです。NTTグループカードで1ケ月に2万円以上の買い物をすると、NTTグループ利用料金のキャッシュバックが受けられるようになり、カードの利用額が多ければ多いほどキャッシュバック率が高くなります。

利用額バック率
0~2万円未満0%
2~4万円未満1.5%
4~6万円未満3.0%
6~8万円未満4.5%
8~10万円未満6.0%
10~20万円未満8.0%
20~30万円未満18.0%
30~40万円未満28.0%
40~50万円未満38.0%
50~60万円未満50.0%
60万円以上60.0%
※表はスマートフォンの場合横スライドになります。

キャッシュバックはNTTグループ利用額が15,000円以上になることが条件であり、キャッシュバック額は15,000円にキャッシュバック率を掛けて算出されます。

例えば、固定電話料金とdocomo料金、プロバイダー料金を合計すると18,000円だったとします。そして、NTTグループカードで1ケ月に5万円の買い物をしたとすると、キャッシュバック額は「15,000円×3%=450円」になります。すべてのキャッシュバック額を還元率で見ると、最低が1.1%で最高は1.5%です。

ポイントプレゼントコース

ポイントプレゼントコースを選択すると、dポイントやANAマイル、ちょコムポイントに交換できます。ちょコムポイントというのはNTTスマートトレードが提供しているインターネット上の電子マネーのことです。

NTTグループカードポイントの交換比率はdポイントに対しては0.6(NTTグループポイント10:dポイント6)、ANAマイルに対しては0.2(NTTグループポイント5:ANAマイル1)、ちょコムポイントは0.5(NTTグループポイント2:ちょコムポイント1)です。なお、ちょコムポイントはSuicaポイントに交換できます(ちょコム500ポイント:Suica500ポイント)。

NTTグループカードにはインターネットのショッピングモール「倍増TOWN」が用意されていることから、NTTグループのサービスを利用していない人でもポイントが貯められますし、電子マネーへのチャージ用のサブカードとしても所有する価値はあります。

しかも、利用明細書を受け取らないでインターネットで利用明細を確認する「MyLink」に申し込むと、年会費が永年無料になります。

なお、出光ガソリンで月に1,000円以上給油していると単価が割引されたり、キャッシュバックを受けたりできるため、通信費とともにガソリン代を抑えたい人にはオススメです。

割引単価

出光おトク単価画像※画像は公式サイトより抜粋

NTTグループカード ゴールドカード

NTTグループカードゴールド画像
NTTグループカードには年会費5,000円の「ゴールドカード」があります。

なお、本会員の入会初年度については家族会員の初回年会費は取られず、年間利用金額が150万円になると、家族カード1枚分の次年度年会費が無料になります。

ポイント還元率やポイントの付与はレギュラーカードと変わりませんが、年会費が安い割には「空港ラウンジサービス」、「最高5,000万円の海外・国内旅行傷害保険の自動付帯」、「宿泊施設やレジャー施設での優待サービスのクラブオフ(ホテル代最大90%OFF)」など、高額な年会費カードと同等の充実したサービスを受けられます。

ETCカードの年会費はレギュラーカードが500円であるのに対し、NTTグループカード ゴールドは無料となっています。

なお、カード利用額が年間100万円を超えると、翌年度の年会費が無料になります。

ゴールドカードのショッピング補償保険

レギュラーカードのショッピング保険は年間の補償限度額が100万円で、且つ、国内での購入品の場合は支払いがリボ払いか3回以上の分割払いを条件としています。

しかし、NTTグループカードゴールドの場合は国内・海外を問わず、購入品の決済方法に制約がありません。

従って、国内において1回払いで購入した商品も保障の対象になります。

また、年間の補償限度額が300万円にアップしているので、より高額な買い物の場合は、ゴールドカードの方が安心して利用できるでしょう。

NTTグループカード レギュラーとゴールドの違いまとめ

NTTグループカードゴールドはポイント面ではレギュラーカードより勝る点は特にありませんが、付帯サービスが圧倒的に違ってきます。

ゴールドカード限定のサービス特典は以下の通りです。

  • 国内・海外旅行保険
  • 充実したショッピング保険
  • 空港ラウンジ
  • 海外アシスタンスサービス
  • 国際線手荷物宅配優待サービス
  • クラブオフ
  • 債務免除制度

ゴールドカードの年会費としての5,000円はそれほど高額ではないといえるでしょう。

また、NTTグループカード ゴールドはゴールドカードにしては珍しく、年間利用金額によって翌年の年会費が無料になります。

ただ、無料化の条件が年間100万円の利用なので、税金や保険料、公共料金などをまとめて支払ったりなど、利用を工夫する必要はあるかもしれません。

あっきー

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