クレジットカードを持たなくてもいい!?楽天スマートペイとは?
- 2018/2/5
- クレジットカード
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TVなどでは何かとApplePayが話題ですが、実は楽天からも2016年10月から「楽天スマートペイ」というスマホ一つで支払いが出来るアプリケーションが登場しています。
楽天スマートペイの主な機能は、クレジットカードを出さずにクレジットカードによる支払いがスマホできることです。
iPhone、Android両方のスマホに対応しており、予め、所有しているクレジットカードを楽天ペイアプリに登録しておくことで、楽天ペイ加盟店での支払いに使えます。
楽天ペイアプリへの登録手順
- ①スマホに「楽天ペイ」のアプリをインストールします。
- ②アプリを起動します。
- ③アプリの説明の後、利用規約が表示されます。一読して「同意する」をタップします。
- ④楽天カードのIDとパスワードを入力して「ログイン」をタップします。
- ⑤位置情報の設定を求められるので「ON」にします。
- ⑥楽天カードの他、楽天での支払いに使っているクレジットカードの番号が表示されます。
登録したいカードを選択し、「このカードを選択」をタップしてください。
なお、他のクレジットカードを登録したい場合は「+新しいカードを登録」からカードを追加することが可能です。 - ⑦3桁のセキュリティコードを入力して登録完了です。
クレジットカードの追加は、アプリ利用開始後も出来ます。
登録できるカードは国際ブランドがVisa・MasterCardのカードで、JCB・American Express・ダイナースクラブは利用不可となっています(楽天カードのみ、JCBでも登録可能)。
楽天スマートペイには二つの支払い方法がある?
楽天スマートペイの支払い方法は、QRペイとセルフペイの二つがあります。
どちらかといえば、QRペイの方が利用が簡単です。
その理由としては、セルフペイの利用はは対応店舗が限られ、利用者が金額を入力しなければならないため、慣れるまでは手間取る懸念があるからです。
比較しやすいよう、以下にそれぞれの方法での支払い流れを簡単にまとめました。
- ①楽天ペイ加盟店での会計時に『楽天ペイで支払います』と伝えます。
- ②店員がタブレットかスマホでQRコードを呈示してくれます。
- ③楽天ペイアプリを立ち上げて「QRペイ」を選択し(標準設定はQRペイ)、「QRスキャンをはじめる」をタップして呈示されたQRコードを読み取ります。
- ④画面に金額が表示されたことを確認し、アプリのボタンをスライドさせれば支払いが終了します。金額表示画面では楽天スーパーポイントを使うかどうかの表示もされます。
LINEで連絡先を交換する時にQRコードを使うのと同じような感覚です。なお、支払回数は翌月1回払いのみとなり、リボ払いはできません。支払金額は後日、楽天ペイに登録したクレジットカードから引き落とされます。
- ①店舗が支払金額を記した伝票やレシートを提示してきます。
- ②楽天ペイアプリを立ち上げてセルフペイを選択し、支払先を選択します。
- ③支払金額を入力し、ボタンをスライドさせると支払い処理が終わるので、最後に完了画面を店員に確認してもらいます。
楽天ペイの利用履歴を確認したい場合は、楽天ペイアプリのホーム画面の左上にあるメニューから「利用履歴」をタップすると、一覧で表示されます。
ちなみに、楽天ペイを使うと、利用メールがすぐに登録メールアドレスに送られて来るため、セキュリティの面でも安心です。
楽天といえばポイント!楽天ペイの還元率は?
楽天ペイのメリットには、利用金額の0.5%(200円で1ポイント)の楽天スーパーポイントが付与されることがあります。
さらに、登録するクレジットカードのポイントも貯まるので、ポイントの二重取りができます。
仮に、楽天カードを登録しておくと、100円ごとに1ポイントが追加されるため還元率は1.5%(200円で3ポイント)になります。
そして、楽天スーパーポイントは楽天ペイでの支払いにも充てられます(ポイント利用は1回当り5,000ポイントが上限)。
楽天ペイとアップルペイは何が違うのか?
Apple PayはiDやQUICPay、Suicaといった電子マネーをiPhoneに取り込んで使うようになっています。
その為、電子マネー対応店舗ならどこでも使えるため、ほとんどの店舗で利用可能です。
ただし、iPhone7以降のiPhone機種にしかアップルペイが搭載されていないことから、その他のスマホ利用者は使うことができません。
一方、楽天ペイはクレジットカードによる支払いになっており、クレジットカードをスマホに取り込んで使います。
また、iPhone7以前の機種や、Androidを使っている人でも利用できます。ただ、楽天ペイは楽天ペイに対応した店舗でしか使えないため、利用できる店舗が限られます。
2つの決済機能の大きな違いとしては、楽天ペイは単体でもポイントを貯めることができ、登録したクレジットカードのポイントも貯まることです。
なお、楽天ペイの支払い上限は1回あたり10万円になっているのに対し、電子マネーの場合は利用上限額が少ないため(2~3万円)、高額な商品の買い物には使えません。
楽天ペイなら、家電や家具など高額な買い物をする時にもスマホ決済が可能です。
Apple Payよりも楽天ペイの方がお得感があり、楽天ペイの利用可能店舗が増えれば(始まったばかりなので、使える店舗がほとんど無し)、価値が高まります。
楽天ペイのデメリットを上げるなら、支払方法が翌月1回払いのみとなる事です。ボーナス、分割、リボでの支払い利用は出来ません。
せっかくクレジットカードを持たずにクレジット払いが出来るのに、分割やボーナス払いが出来ないのは残念です。
これからはキャッシュレスが当然?
クレジットカードをはじめとする各種支払カードの利用に加え、さらにはカードさえ不要な楽天スマートペイなどを利用した支払いが、これからの時代当たり前となってきます。
現金主義の傾向が未だ強い日本ですが、水面下では東京五輪の開催に向けて、政府の方針として日本の消費行動のキャッシュレス化が推進されています。
その為、日ごろの買い物でのカード利用は勿論、楽天スマートペイやアップルスペイのようなアプリケーション・サービスの拡大とともに、スマホ(携帯端末)での支払い行動もどんどん普及していくと思われます。
「カードはお金を使った実感がなくて不安…」と、いつまでもアナログに倹約ぶっているのが正しい金策とは言えない時代が、すぐそこまで来ています。
現在は金融のIT化も進み、現金を、それこそ手元でお札をひ、ふ、み…と数えずとも、銀行口座やカードで扱っている金額をコンピュータがより正確に計算して利用者の金銭管理をスムーズにしてくれます。
初めて利用する、しかもお金が関わるサービスには、確かに不安がつきものです。
しかし、一度どれか一つの使い方・仕組みを覚えれば、大抵はどれも同じような方法で利用が出来る。というのが、ネットやアプリケーションサービスの良いところです。
楽天スマートペイに関しては、アプリをスマホにダウンロードするだけで、無料で登録ができますから、手始めに利用してみるのもいいかと思います。
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