2015年の12月からドコモでは従来の「DCMXカード」に代わり、新しいクレジットカードとして「dカード」が発売されました。
DCMXカード同様、電子マネー「iD」も利用できます。
それに伴い、「ドコモポイント」も「dポイント」へと変わり、実店舗やインターネットでの買い物に利用することでポイントを貯めたり、支払いに使ったりすることができるようになりました。
そして、「ドコモ内」でしか使えなかったポイントが「ドコモ外」でも使えるようになったことで、ポイントの価値が高まりました。
なお、初年度の年会費は無料ですが、1年の内に1度も使用しないと翌年は1,250円の年会費が掛かります。
項目 | dカード | DCMXカード |
---|---|---|
ポイント付与 | 100円当り1P | 1,000円当り10P |
ポイントの反映 | 決済データがカード会社に到達した時点 | カードの請求確定後 |
dカードのクレジット払いにすると2%のポイントが貯まります
dポイントは「dポイント加盟店」で買い物をした際にdカードを提示すると、支払額の1%のdポイントが貯まります。
さらに、dカードによるクレジット払いにすると1%が加算されて合計2%分のポイントが貯まります。
dポイント加盟店
dポイント加盟店はまだ少ないですが(東京都内のマクドナルド他)、コンビニのローソンと提携しているため、日本全国でポイントを貯めたり使ったりできます。
また、ローソンでカードを発行してもらうことができ、しかも、ローソンでdカードを使った買い物をすると請求時に3%が割り引かれます。
従って、ローソンの場合は提示ポイントとクレジット決済ポイントの2ポイントを加えると還元率が5ポイントになります。
通常、クレジットカードの還元率は0.5~1%であり、2%もあるとトップランクになることから、5%というのは驚異的な還元率と言えます。
ドコモの契約者でなくても、ローソンの利用頻度の高い人にとってはメリットのあるカードになっています。
なお、ローソンでお馴染みの「Ponta」ポイントとも等価交換ができるため、Pontaに加入していれば「Ponta」提携店にも応用できます。その他、dポイントはJALマイルとも交換できます。
ちなみに、クレジットの決済でもdポイントが付くため、dポイント加盟店でなくてもポイントを貯めることはできます。
カード | 還元率 | 提携コンビニ |
---|---|---|
auウォレット | 1p/200円 | セブンイレブン |
ソフトバンクカード | 1p/200円 | ファミリーマート |
dカード | 2p/200円 | セブンイレブン |
dポイントでの支払い
dポイントは当然、ドコモ携帯料金の支払いに充当できます。
ただし、3,000ポイント以上100ポイント単位での使用になります。また、ローソンで1ポイント1円として利用できます。
dポイントクラブ
ドコモには無料会員サービスの「dポイントクラブ」があり、毎月の携帯電話の利用金額に応じてdポイントが貯まります。
また、dポイントクラブでは過去6ヶ月間のdポイント獲得数に応じてレギュラー・ブロンズ・シルバー・ゴールドの4つのステージに区分され、ステージごとに特典を与えられます。
・600ポイント未満:レギュラーステージ
・600ポイント以上:ブロンズステージ
・3,000ポイント以上:シルバーステージ
・10,000ポイント以上:ゴールドステージ
ドコモの継続利用が10年以上であれば無条件でブロンズ、15年以上だとシルバーになります。
そして、dポイントクラブには「dカード特約店」があり、dポイントの還元率が2%以上になります。「dカード特約店」には以下などがあります。
・ENEOS:2%
・三越伊勢丹:2%
・JAL国内線航空券の購入:2%
・オリックスレンタカー代の支払い:4%
・東急ホテルズ:3%
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