JALLマイルはどうやって貯める？

飛行機の搭乗によって貯まるフライトマイルがJALマイルの基本です。

｢マイル｣は距離を表す単位のマイル(1マイル：1.6㎞)に由来しており、1.6㎞飛行すると1マイルが貯まります。

搭乗した｢区間マイル｣に利用運賃別の｢マイル積算率｣を掛けて算出します。

利用運賃別のマイル積算率は座席の搭乗クラスごとに30～150％に分けて設定されます。

例えば、普通運賃は100％、国際線のファーストクラスは150％、ビジネスクラスは125％、国内線の割引運賃は75％に設定されています。

そして、区間マイルは東京～大阪は280マイル、東京～サッポロは510マイル、東京～沖縄は984マイルなどとなっています。

仮に、国内線の東京-那覇間を普通運賃のエコノミークラスで利用した場合は、区間マイル984マイル×マイル積算率100％＝984マイルが貯まるわけです。

加えて、JALカード保有者はさらにボーナスマイルを受け取ることができます。

また、JALは｢ワンワールドアライアンス｣に加盟していることから、ワンワールドアライアンスに加盟している他の航空会社の飛行機への搭乗でもJALマイルを貯めることが出来ます。

なお、ワンワールドアライアンスにはアメリカン航空やブリティッシュ・エアウェイズ、キャセイパシフィック航空、カンタス航空など、14の航空会社があります。

この他、ジェットスターやエールフランス航空など、JALと個別に提携している航空会社の飛行機に搭乗してもJALマイルが貯まるので、飛行機を利用すれば自ずとJALLマイルは貯まっていくといえるでしょう。

他にも、JALと提携しているクレジットカードなどを利用することで日常の買い物などでもJALマイルは貯められます。

特に、イオンと提携しているJMB　WAON(カードもある)などを利用すると、マイルとWAON二種類のポイントが効率よく貯めることが出来ます。

ちなみに、JALカード、JMB提携カードの利用以外によるJALマイル獲得方法には以下などがあります。

JALマイルへ交換できる提携ポイントは沢山あるといえるでしょう。

その為、飛行機を利用する機会は少ない方は、そういった他のポイントなども貯まりマイルと交換できるカードや電子マネーの利用もすることをオススメします。

JALLマイル利用は特典航空券がおすすめ？

マイルで最も利用価値の高いのが特典航空券との交換です。

JALを始め、ワンワールドアライアンス、提携航空会社のフライトに利用できます。

必要なマイル数は区間や路線によって異なり、国内線は片道7,000マイル・往復12,000マイル、国際線は片道7,500マイル・往復15,000マイルから交換が可能です。

なお、同じ特典航空券でもマイルの価値が異なっており、国内線よりは国際線、エコノミーよりもビジネスクラスの方がマイルの価値が高くなっています。

さらに、ディスカウントマイル期間があり、毎年決まった期間に、より少ないマイル数で特典航空券に交換できます。

例えば、国内線の東京～那覇間の往復には通常15,000マイルが必要となりますが、ディスカウントマイルなら12,000マイル、JAL会員なら11,500マイルで交換が可能です。

ちなみに、特典航空券は発行枚数が限られていることから、人気シーズンはすぐに無くなるので、早めの手配が必要となってきます。

貯めたマイル利用で可能な、その他のサービスは以下の通りです。

JALマイルの有効期限はマイル獲得日(搭乗日)から36ケ月間であり、一般的なクレジットポイントの1～2年と比べると長い方と言えます。

ただし、マイルを特典航空券と交換するためには最低でも12,000マイル(国内線・往復)が必要です。

クレジットカードの還元率を1％として換算すると、120万円の利用が必要になります。

1年では40万円になるため、メインカードとして積極的に使わないとマイルが失効してしまいます。