お釣りで資産運用!?マメタスとは何?
- 2018/2/5
- 貯める
- 3 comments
ロボット・アドバイザー(ロボアド)というコンピュータによる自動資産運用サービスを手掛ける、WealthNavi(ウェルスナビ)から資産運用スマホアプリ「マメタス」の提供が開始されました。
なお、アプリは現時点ではiOS版のみですが、Android版も開発中となっています。
マメタスを利用するには、条件があり、大前提は住信SBIネット銀行に口座がある事です。
そして、WealthNavi for 住信SBIネット銀行で資産運用の開始と自動積立の申し込みをしている必要があります。
おつりをマメタスで運用できる仕組みとは?
マメタスはクレジットカードや電子マネー(nanaco・WAON・楽天Edy)の買い物のおつりを投資に回せるようにしたアプリです(実際に現金のおつりを貯めるわけではありません)。
マメタスを利用するには、事前にアプリに買い物における支払いの単位を100円、500円、1,000円の中から登録します。
その後、例えば140円の商品を購入した場合、100円単位の設定であればおつりは60円になり(200円-140円)、1,000円単位であれば860円がおつりになります(1,000円-140円)。
つまり、1回の買い物で1円~999円のお釣りが発生し、それが資産運用の元手になるのです。
なお、その様に購入の際に生じたお釣りは、1ヶ月間マメタスに貯められ月に一度貯まったお金が資産運用へ回されます。
仮に、1日平均100円のお釣りが貯まれば1ヶ月で3,000円、200円ならば6,000円を投資することになります。
また、マメタスにはお釣り以外にも追加で投資する金額を設定したり、毎日一定額を自動で積み立てたりする機能もあります。
その為、マメタスアプリで確認した際、お釣り分だけでは投資額が少ない場合は調整することも可能といえるでしょう。
マメタスでの投資の手順は?
マメタスで投資をするには以下の手順を踏みます。
初年度のみ43万円の資金が必要です。
- ①住信SBIネット銀行に口座を開設します(既存口座があればそれを使うことも可能)
- ②住信SBIネット銀行の口座と連携させるサービス「WealthNavi for住信SBIネット銀行」のアカウントを開設します。
- ③「WealthNavi for住信SBIネット銀行」の最小運用開始金額である30万円+マメタスに必要な毎月の積立金1万円を入金します。
- ④おつり運用のための原資として月5,000円〜1万円程度を住信SBIネット銀行の口座に入金します。(③+④の資金として初年度43万円が必要です)
- ⑤無料のデジタル家計簿アプリ「Moneytree」のアカウントを開設し、自分が普段使っているクレジットカードや電子マネーを登録するとすべての設定が完了です。
ちなみに、Moneytreeはカード利用履歴からおつりの算出を行うために使うだけなので、引落口座などの変更は必要ありません。
設定が完了すると、以後登録したクレジットカードで買い物をすると、マメタスに貯まったおつりが毎月1回「WealthNavi for住信SBIネット銀行」の運用原資に回され、ロボアドバイザーによって運用されることになります。
マメタスの投資先は流動性が高く、安定性でも定評の高い米国市場のETFであり、且つ小口の資金で分散投資を行うことが可能です(ニューヨーク証券取引所に自動発注)。
資産運用となると、素人にとっては難しく危険なものというイメージがつきまとうと思います。
しかし、マメタスを利用する事で、コンピュータが自動的にポートフォリオ(金融商品の組み合わせ)に基づいて資産を運用をしてくれます。
その為、利用者は高度な知識が要らず、また手間を掛けずに国際分散投資を行うことができます。
そして、マメタスの投資性向は「長期・積立・分散」型のローリスク・ローリターンになっており、安定的に運用することが可能な点もポイントといえるでしょう。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。