2017年春までとなっていた「エコカー減税」の期限が2019年春まで2年間延長されることが決まりました。
- 車を購入した時の自動車取得税
- 車検時に支払う自動車重量税の初回と2回目
- 自動車を購入した翌年度分の自動車税(軽自動車税)
車を所有している人ならほとんどの人が「エコカー減税」という言葉を知っていますが、具体的に何がどのくらい安くなるのかを把握している人はそれほど多くないことでしょう。
一度車を購入してしまうと気に掛けることがなくなりますが、いざ新しい車に買い替えるとなると非常に重要になるため、興味のある車の減税分だけではなく、エコカー減税全般の内容を知っておいた方が賢明です。
エコカー減税が適応される車には大きく分けて2種類があります。
次世代自動車
1つ目は最近一般的になってきている「次世代自動車」と呼ばれるもので、電気自動車や燃料電池自動車、天然ガス自動車、グリーンディーゼル車、プラグインハイブリッド車などが該当します。
環境に配慮した車
2つ目は国土交通省が定める排出ガスと燃費の基準をクリアしている環境に配慮したガソリン車やハイブリッド車です。
エコカー減税で軽減される税率はどれくらい?
エコカー減税の適用される税金には以下の3つがあります。
①自動車取得税(都道府県税)
「自動車取得税」はその名の通り、購入時にのみ1回だけ掛かる税金です。
税率は軽自動車以外が取得価格の3%、軽自動車が2%になっています。
②自動車重量税(国税)
購入時と車検時に掛かるのが「自動車重量税」です。
名前の通り、自動車の重さに課される税金であるため、自動車が重ければ重いほど税金が高くなります。
従って、オプションでサンルーフなどを付けると余計に税金を支払わなければなりません。
500kg単位で3,000kgまでの6段階(段階ごとに6,300円アップ)が設けられています(3,000㎏以上は一律)。
例えば、1,200㎏は6,300円×3で税額は18,900円になります。
③自動車税(都道府県税)
毎年納付しなければならないのが「自動車税」です。
軽自動車の場合は「軽自動車税」となります。
毎年4月1日時点における所有者に課されます。
税額は排気量1.0Lが2万9,500円(1年間)で、0.5L上がるごとに高くなります。
エコカー減税は2回限りのものですが、自動車は高額品なだけに減税額がばかになりません。
車の購入時にはディーラーが教えてくれると思いますが、事前に知っておくに越したことはないといえるでしょう。
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