自動車保険・クレジットカード・JAFのロードサービスの違いは?
- 2018/2/5
- 保険
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自動車を運転していて何が困るかといえば、やはり車のトラブルでしょう。
よくあるのが、ガス欠・バッテリー上がり・パンク・鍵の取り忘れです。
自分で処理できるものもありますが、絶対にサービスマンの手助けの必要なものとして、脱輪、エンジン・電気系統のトラブルが挙げられるでしょう。
そこで、必要となるのが「ロードサービス」ですが、現在は、自動車保険に加入すると、ロードサービスを受けられるようになっており、クレジットカードの中にもロードサービスの付帯されているものがあります。
また、従来からJAFというロードサービス専門の団体もあります。
各ロードサービスにはそれぞれ違った特徴があるといえます。
自動車保険のロードサービスの特徴
自動車保険のロードサービスは、自動的に付帯される為、保険料を支払って特約として申し込む必要はありません。
加えて、自動車保険のロードサービスは様々なトラブルに対応しており、場所や時間を問われない上、一般的なトラブルであれば料金が掛かりません。
ただ、レッカー移動については距離制限の設けられているケースがあります。
通常、保険会社指定の修理工場までであれば距離における制限はありませんが、契約者指定の修理工場まで移動する場合は、距離によっては料金を請求されることがあります。
また、ガス欠の場合の補給は10L程度、故障に対する無料修理は30分程度のものになります。
時に、ロードサービスの利用は補償の対象となる事故を起こしたわけではないため、事故としてはカウントされず、等級にも影響しません。
従って、翌年の保険料が上がるということもありません。
通販型と代理店型との比較
自動車保険には加入方法によって、ネットや電話から直接申し込む「通販型」と、営業マンを通して申し込む「代理店型」がありますが、ロードサービスの取り扱いに違いは無いといえます。
ただ、サービス内容は通販型の方に充実している面があります。
例えば、通販型の自動車保険は車のトラブルだけではなく、車が走行不能になった際の宿泊費や交通費まで補償してくれるものが一般的です。
通販型の方が優っている理由としては、通販型はインターネットを利用した営業がメインであることから、代理店型に比べて人件費や事務所維持費を低く抑えることができるため、その分の費用をロードサービスに還元できることが挙げられるでしょう。
クレジットカードのロードサービスの特徴
クレジットカードにもロードサービスの付帯されるものがあります。
自動車保険のロードサービスとの違いは、自動車保険のロードサービスが契約車両に対してのみ提供されるのに対し、クレジットカードの場合はカード所有者に対して提供される点です。
その為、他人の車を運転している場合でもロードサービスを利用できます。
クレジットカードの中にはJAFの入会金や年会費が無料になるものもありますが、全般的にクレジットカードのロードサービスの質は自動車保険に比べるとかなり低くなっていることは否めません。
JAFのロードサービスの特徴
JAFのロードサービスは会員に対するものであるため、会員からの依頼であれば車の所有者は問われません。
その点はクレジットカードのサービスと同様といえるでしょう。
ロードサービスの内容としては、自動車保険やクレジットカードと比べ幅広いものがありますが、1,500円の入会金と4,000円の年会費が掛かります。
ただ、年会費を取られる分、どんなサービスであっても利用回数に制限がありません。
また、会員優待としてガソリンスタンドでの給油割引や道の駅で優待割引を受けることが出来ます。
自動車保険とクレジットカードのロードサービスの併用がオススメ
以上のように、それぞれのロードサービスの特徴をまとめてきましたが、一般的なロードサービスであれば自動車保険で十分といるでしょう。
また、自動車保険に加入していると事故だけではなく、故障に対する安心も得られます。
自動車保険だけでは、もしもの時の故障が不安な場合はクレジットカードのロードサービスを併用すると良いでしょう。
JAFは確かに専門業者で評価の高いサービスが受けられますが、年に1回もあるか分からない車の故障に年会費4,000円はどうしても高く感じます。
ちなみに、ロードサービスの会員になっていなくても、車のトラブル発生時にはサービスを依頼することは可能です。
ただし、非会員の場合、ロードサービスを受ける際の料金が高額となるので、車を常用する方は必ず何かのロードサービス会員になっておくことをオススメします。
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